留学で思うこと
長らく更新していなかった。
今私はアメリカにいます。1ヶ月半の語学研修。
最初のクラス分けのテストであんまりできなくて真ん中のクラスになっちゃってちょっとがっかりした。
でも、実力だったからしょうがない。
日本人の大学生と結構長い間話したりしなきゃいけなかったりするとちょっと疲れる。
なんで疲れるかというと色々理由はあるけど、1つはモチベーションの違いだ。
何しにきているのか分からない人とかいるとちょっとなえる。日本にいる時でもそんなのいっぱいいる。
でも、私はそういう人と関わらないという選択をとってきた。
2つめは、ネガティブな人が多いことだ。
「できない」って言葉をたくさん聞く。これも萎える。自分は能天気ではないけど、ネガティブではない。というか正しい判断をしたいといつも思っている。
むやみに「できない」といっている人は、「なんで」できないのかってことを考えられていない。
そういうのがなんか嫌だ。そして改善するために行動にうつさないのはもっと嫌だ。
例えば、「全然しゃべれない」といっている子がいる。そのこはここに来てからずっとそんなことをいっている。
でも、なんで喋れないのかそこが全然わかっていない。文法ができないとか、すぐに文章が頭でつくれないとか、そんな理由をいっている。
果たして、ネイティブでもなんでもない私たちが、まったく正確で即座に文章を頭で組み立てられるようになるのか。そんなことを考えた。多分ならないと思う。
そこで、私はとにかく外国人の友達にこっちから質問するようにした。そしたら会話が続いた。あと、はっきりしゃべって、通じなかったら言い方を変えた。あと、「直訳」しょうとすることもやめた。
結局、そういうのは全部日本語での会話でも同じことが言えるんじゃないかなと感じた。
質問しなかったら会話はおわる。
そんなの言葉が違っても同じことだ。
できないといっている人は、日本語でもそんなにできていない。それに気づいていない。
自分は何を喋りたいのか、何を聞きたいのか、って本質的なところを考えれば、そんなに難しい言い回しや単語を使わなくても聞くことはできるということも分かった。
あとは、それを使ってブラッシュアップしていくしかない。
そうやってやっていくうちにちょっとずつではあるけど、喋れるようになったような気がしている。
自分のことを棚に上げるつもりはまったくないけど、できないできないいっているやつは口ばっかだ。
頭を動かして、そして行動にうつす。
これはいつどこにいたって同じなような気がしている。
英語について
今日文法の先生と日本の英語教育についてちょっと話した。中高で習うのは、文法とボキャブラリーに日本の教育は特化している。
すごく大事なことだと思う。
しかし、先生が言っていたのは、「イマジネーションやクリエイティビティがない」ということだ。
文法はシステマティックに習ってきたけど、本当は文脈に応じて使いこなせなければいけない。「使いこなす」ということに、それらのことが含まれているように感じた。
こっちのテストを受けると日本で受けてきたテストとちょっと違う。単語のテストでも、文脈から単語を選ぶような形式が多い。推測しなければいけない。
日本は、意味さえ分かればいい。
だからその単語の使い方がよくわからないってことが多くある。
もっとならったことを転移させるようなことをしていけたらいいなと思った。
今週は折り返しなので、「使い方がわかる」ことを目標にしていきたい。
色々書いたけど、結構楽しくやっているし、色んな国の友達もできたし、アメリカ人の友達もできた。
楽しいところにもいってるし、勉強もしている。英語に対するモチベーションもあがったし、興味も増した。
将来、こういう環境で仕事や勉強ができたらいいなと思った。