四字熟語キューブの紹介
【課題】
塾講師のアルバイトで小学6年生の子の現代文を教えていました。彼女は漢字特に四字熟語が苦手で、またつまらないと言って取り組もうともしない状況
【仮説】
①市販されている練習問題が穴埋め型で、答えが分からないことが続くと白紙になってしまうとそれがネガティブフィードバックになってしまい、つまらないと感じる
「四字熟語キューブ」
これは、4つの立方体を並び替えることで全部で6つの熟語に触れられるというツール
【目的】
①漢字に興味をもってもらうということ
②漢字に触れる回数を多くするということ
③辞書を引いてもらうということ
→国語の勉強では、「辞書を引く」ということが大切になってくる。
漢字を勉強している時に、意味を引く癖がつくと、読解の方にも良い影響を与える。
【このツールのポイント】
答えが分からなくてもヒントがあるので答えやすい。
回答欄が白紙にならない。
さらに、学習の効果を上げるために「意味カード」を付け加え、
そこに意味を辞書で引いて書いてもらいう。
最初の方は、キューブをアシストなくすらすら並べることは、ハードルが高いかもしれないと思い、意味カードの方に、部分的にルビをふった。
【効果】
漢字に触れる機会を増やすことで、興味が増し、結果として当初4/10くらいの得点が2ヶ月後には8/10になっていた。
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