-.-

「ボタンの掛け違え」

もうこんなに月日が経っているとは!とびっくりしています。

 

8月4日から何があったんだろうと思うと、外の活動でいろいろあった月でした。

ワークショップを1から自分たちでデザインするというテーマで他大の人たちとグループを組んで進めていました。

 

「みんなが納得する」ってすごい難しいと痛感しました。私が考える納得というのは、みんなが意見とアイディアを出し合って、その中での共通点やみんなが「これすげー良いじゃん!」って思えるところにきた時が「納得する」という感覚でした。

 

でも、今回はそれが全然うまく行かなくて。。なんでうまく行かなかったかというと、原因の1つにその納得するの定義がグループメンバーの中でちょっと違ったこと。

1人の女の子は、歴史や舞台が好きな子で彼女の興味のあることと、他のメンバーが興味のあることがけっこうずれていました。そのことに彼女自身も気づいていたため、「自分は、みんなが納得するところが自分も納得しよう」という、どちらかというと歩み寄る感じの納得の仕方をとっていました。

どうように他の1人の女の子もそうでした。

 

このように4人グループのうち2人が「みんなが納得したやつに納得しよう!」と考えてる人で、残りの2人は必死になってみんなが本当にやりたいことをやろうと考えていたら、そりゃ結論でないですよね。。。って総てが終わったあとリフレクションをして対話をしているうちにわかりました。

それぞれが、どんな考えやアイディアを持っているかということを聞く姿勢は大事だし、肯定してあげて前に進めることはすごく大事で、でももっと大事なのはきっと、「今あなたはどんな気持ちでそこにいるのか?」ということと「どういう関わりかたをみんなとしていくのか?」ということをじっくり話すことも大切だなと。

 

こうやって1つ1つ掛け違えてるボタンはどこかと真っ暗なところで探すようなことがきっと人生でいくらでもあると思うけど、投げ出さないでちゃんと向き合いたいなと思います。

 

ちなみに、わたしたちはワークショップはやりませんでした。

ギリギリまで朝の4時まで毎日mtgをして、みんなの気持ちを聞いて行くうちにそれぞれがワークショップをやる意味についてじっくり考え始めていて、4人でそのツールを使って参加者に伝えたいことや、一緒に学びたいと思うことが決まらなかったからです。

ツールが目的と化してしまっていました。

 

でも、きっとボタンの掛け違えた状態でやっても、何かの気付きが得られるのか?といったら、やらなくても同じ反省をするんではないかなと思っていました。いや、やってしまったら、きっと反省をしたくなくなるほど後悔をしてしまっていたかもしれません。

 

何か決断を下すことは意味のあることで、やる!といったらとことんやるし、とことんできなかったら、やめるという決断も大事だなと。どっちにも勇気がいりますし、どっちにもすごく考えなければできない決断だと思います。

 

前向きに「やめる」と決断が出来る人はすごいと思います。また、絶対できそうに無い状況で、「やる」と決断できる人もすごいと思います。

大事なことはその決断に責任をもって向き合えるかどうかなのかなと思ったりします。

 

あたしは、これからもこういう勇気のある決断をしていけたらいいななんて思ったりしてます。